【 他人事ではない明日はわが身 】在宅介護の実態に、もっと目と意識を向けなけれ​ばならないと思う

  18, 2019 05:00
最近は野党も取り上げなくなった、老後に2000万円が云々、という問題。
わが家の場合、夫が仕事を辞め収入が年金だけになっても、

給与収入があったころと同じようにはできないけどなんとか生活は維持できる。


ではなぜ、2000万円が要るのだろうか。

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昨年の秋、わが家に青天の霹靂ともいう出来事が起きた。
夫の叔母が認知症で成年後見人制度を利用するかどうかという書面が、役所から送られてきたのだ。


突然のしかも耳慣れない文言に、わたしたちは戸惑ってしまう。
日頃のご無沙汰をしていても、叔母とは前年の秋に会ったばかりだった。

認知症も成年後見人制度も、何が何やら、ひょっとして新手の詐欺?
とまで思ったのだ。


ともあれ、老後の諸問題の全ては、そこから始まった。
叔母は8年前に、自分の意思で有料老人ホームに入った。

そのころは、月々にかかる費用は80.000円くらいでさほど、問題になるような金額ではなかった。

ところが、月を追うごとに施設に支払う費用が、どんどん右肩上がりのグラフを描くようになった。
請求書を見ると、わたしたちにはまったく分からない介護の費用がずらっと並んでいる。

お金のことの仔細は省略し、現在、叔母の預貯金の底がついたことの理由を書きたい。

叔母の介護度が上がるにつれ、費用も比例する。
定期預金も、郵貯も銀行も、叔母が入所した9年弱で、おそらく使い切ったと思う。
恐らくというのは、叔母の唯一の身内の夫には金銭のことは一切、教えてもらえないからだ。

叔母の友人であり、叔母が貴重品を預けていた地域の民生委員のNさんに尋ねると、

「 3年目くらいからね、急にお金がかかるようになって口座からどんどん引き落とされてね 」ということだった。

結局、叔母は2千万以上、3千万未満を施設に支払ったことになる。

冒頭に書いた【 老後資金には2000万円要る 】の話にもどると、
2000万円不足、という根拠は、ひょっとして有料老人ホームに掛かる費用ではないかと思うのだ。

もう一度書くと、わたしたちは夫の年金だけが収入になっても、贅沢さえしなければ、生活はできる。

しかし、どちらか一方が認知症や半身まひが残るような事態になり、叔母のように有料施設に入ったら・・・・・・、
やっていけるわけがない。

預貯金があれば、それを崩して施設に払う。
老後資金とは、そういう有料施設に支払うお金なのか。

では、潤沢な預貯金がない場合はどうするの。
詰まるところ、在宅介護、もっと言えば老々介護をせざるを得ない。

叔母のことでもそう思った。
なぜ、もう少し安い費用で、自分の年金収入くらいで賄える施設が、この国にはないの?





【ニッポン死ね!】と誰かが呟いたとか、待機児童の件でだったか。
記憶違いなら、ごめんなさい。
わたしもそれに倣って、大きく言いたい。

どうして、有料老人ホームは、次から次へと建築されていくのに、
特別養護老人ホームは建設しないの?
これは、あくまでわが町のことを言っている。

大阪の地方の、どちらかというと田舎のわが町。
町の高齢者が利用できる特別養護老人ホームは、もちろんない。


なのに、ここ2、3年で有料老人ホームは、2箇所も開設した。
素人が見てもわかる安普請で、あれよあれよと言う間に建った。
噂では、わが家の隣組のYさん宅の、広大な敷地を持つ空き家も、有料老人ホームになるとか。


何故‥‥‥こんな田舎に有料老人ホームが建つのか。

わたしには、それら建物が、高齢者の預金を吸い上げる工場にしか見えない。
僅か、4畳くらいの狭い狭い西陽が当たる部屋に、次から次へと入居者が運ばれる。

まるで、オートメーションの工場のように。

【ニッポンおかしいよ!】老後を安心して暮らせるのはお金持ちだけということなの?

昨日の記事には、介護現場にこそ、腕をもった人工知能を導入すべき、と書いたけど。
その前に、自分の働いたお金で安心してケアを受けることができる施設を建設せず、
なぜ、民間のバカ高い施設を優遇するのか、

わたしは、声を大にして言いたい、叫びたい。

国は、老々と知りつつ在宅介護をするしかない、と、意図的にしているように、
わたしには思えるのだ。










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