【 恐怖や不安を煽るニュースには 】人の心はつい、動かされてしまう

  29, 2018 05:00
母の命日には、数年前から、娘に遺す意味で、母との想い出をノートに書き始めている。
それとは別に、ブログには、母の逸話を綴っている。

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わたしが学生のころだった。
渋谷の道玄坂で、異様な光景を目にしてぞっとしたことがある。


中年のおばさんが、大勢、両手に何袋もトイレットペーパーを抱え、広い通りをイノシシのように行進しているのだ。

そのおばさんたちは、渋谷の東急の商店街を、
ペーパーを買占め、買い溜めするために、血眼になって探している。

学生のわたしは、何が何やら、ただ怖くて、近づかないほうがいいと、その場から逃げた。


その日の夜に、大阪の母に電話をし、渋谷の恐ろしい目撃を話した。

すると母は、
「トイレの紙の価格が高くなって、おまけに無くなるらしいよ」と、言った。

さらに言う。
「そんなん無くなっても代わりになるモノはいっぱいあるのに。
いざとなったら、新聞紙もあるし、もっと昔は稲わらもあったのにね」

そして、世間に振り回されてはいけない、と言った。



昭和三年生まれの母は、戦争を知っている世代。
お金があっても、モノが無くて買えない、戦中戦後を生きてきた。

そんな母からすれば、たかがトイレの紙ごときで騒ぐ必要はないということだ。

人間いざとなれば、野の草を食べてでも生きていく逞しさがあるから、安心しなさいと。


それから何十年後のこんにち、健康に関する食品が報道されると、スーパーなどの店頭から、その食品が消える。
買いだめ、あるいは買い占めにより、すっからかんになってしまい、メーカーの製造が追いつかなくなる。

以前は、にがり、それから納豆キナーゼ、そしてココナッツオイル、他にもいろいろ、枚挙にいとまがない。

それらはまだ可愛い方かもしれない。
巧妙に仕組まれたフェイクニュースは、真実の報道と見分けることすら難しい。

ユーチューバーならぬ、フェイクニューサーたちが、真実の話に、虚構をうまく組み合わせ、人々を不安に陥れる。
これに対価を払う企業も、現存する。


大切なことは、【情報に振り回されないこと】、自分の社会目線を持って真実を見極める冷静さを失わないように。

最近、インターネットのコスメ通販サイトで、危うく騙されそうになった自分を顧みる意味で、ブログ記事にした。
若き日に、母に諭されたというのに、わたしにはちっとも身についてなかったと、深く反省している。








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