夫が賢くカッコよく見えるとき

  27, 2018 05:00
娘が、算数が苦手なわたしの遺伝子を受け継いでしまった。
小さなころから長く入院していた娘は、算数を学んでいないこともあるけど、もし学んだとしても苦手だろうと思う。
ところが夫は、理数系で数字を見たりするのが、苦にならないどころか、大好きときている。

夫のような人には、数字を見ただけでも頭が痛くなり、目まいがする人間のことは理解できないだろうと思う。
帰宅後も、パソコンに向かい、何やら複雑な数式を見つめている夫は、宇宙人にしか思えない。


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そんな娘のために、夫がしゃかりきになって算数を教えようとしたことがある。
机にかじりつくようにして必死に夫の説明を聞いている娘。

その顔を見ていると、なんだか可哀想になってきた。

人には得手不得手があって、いくら学んでも、
ある程度以上からは乗り越えられない壁があるのではないかと、娘の顔を見て思ったのだ。
(その顔はそのまま、たぶん、過去の自分の顔なのだろう・・・)

恐らく、それは、わたしの遺伝子なのかもしれない。
わたしは小学校のころから、数字を見ると頭が痛くなる。
それどころか数式というのか、イコールやプラスマイナスという記号までもが、笑いたくなるほどおかしな図形に見えるのだ。

それでもなんとか、娘もわたしも高校受験には合格した。
二人とも自慢できたものではないけど、算数や数学ができないまま、大学受験に合格し、就職も果たした。

わたしは、出版業に身を置きながら、本の表紙などをデザインする仕事をしていた。
-昔は装丁といっていた-、広告代理店からの下請けで、ブックデザインが主な仕事になる。

32~80ページくらいの小冊子や、19㎝サイズ本などの挿絵を描いたり、
メインになるフォントや本文のフォントを決めたりする。

これらの業務は今は、殆ど、在宅で仕事をしている、わたしのような人があたっている。

ぺらモノ(一枚の絵)の絵を描く場合、画像ソフトではなく、Illustratorというアプリで描くことが多い。

このアプリケーションのツールに、リフレクトツールというのがある。
図を左右対称にコピーをいとも簡単にやってのける優れモノだ。


ところがここで、わたしには苦手な、角度、という壁に突き当たる。

リフレクトツールで、絵をコピーするのに、角度を90,120.180度に傾ける。
それが、わからない。

わたしは、分度器という道具、その仕組みを理解できていない。
本当に恥ずかしいとは思うけど、正直に書きました。


社会人になった娘と算数の関りはというと、仕事上での、小さな問題点が起きている。
何故、算数を学ばなければならないの?と、屁理屈を捏ねてきたわたしだった。
けれど、大人になって、仕事では困ることもあるのだと分かった。

小さなころに、時計の見方や、距離と速度、角度などの基本を理解できていないわたしも娘も、やはりどこか歪なのかもしれない。

ものの本によると、人には【 算数脳と国語脳 】があるという。
それぞれのタイプはまったく異なる分野の脳が働いている。

子どものころのわたしは、算数ができないことで、自分がバカなんだと思っていた。
けれど、そうではなく、両者は異なる分野が得意なだけなんだと、知った。


算数ができないことで、仕事に少しの支障はあったとしても。
今、娘に脳の違いを説明できることで、少なくとも自分がバカではないかと、わたしのように落ち込むことはない。
そしてわたしも、自分の所為で娘が算数が理解できないと、自分を責めなくてもいい。

けれど、何やら難しい数字や記号を、いとも簡単に片付けてしまう夫が、
そのときばかりは、頼もしく賢く、カッコよく見えるのだ。

それを言い換えたら、算数脳の人は、頭がいいなぁ、と思うのだ。
わたしは算数が得意な、算数脳がうらやましい!!











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