想い出のお菓子、紅玉リンゴのアップルパイを作ってみたい

  11, 2018 05:00
キッチンの窓を開けると、稲穂から、咽たようなお米の匂いが漂ってきて、それは、秋の匂いを運んでくれる。
朝夕に、ほんのちょっぴり、秋の気配を感じるようになってきた。

今朝は、寒くて目が覚めたほど。
湯沸し器から出てくる水道水の温かさが、心地よく感じた。

北海道被災地や、台風21号で大きな被害が出た近畿地方では、
まだまだ、十分な電力が供給されていない。

さぞかし、ご不自由なことだろう。


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朝夕が涼しくなるとわたしは、本格的な秋が待ち遠しくてならない。
夏場に食欲が落ちるわたしは、秋にはぐっと食べる意欲がもどってくるから、なお待ち遠しい。

秋はとくにリンゴ、わたしの人生最期の晩餐には何を、と訊かれたら、リンゴと答えるくらい好き。
最近は、品種改良がすすみ、いろいろな種類のリンゴが出回っている。

酷暑にも対応するようなリンゴがでてきて、うれしくて堪らない。


あれは、高校2年のクリスマスのことだった。
クラスで初めて友だちになった、ようこちゃんから、自宅のクリスマスパーティーに招かれた。

クリスマスのご馳走をいただいた後に、おばさんお手製の、アップルパイがデザートにでた。
パウダーシュガーというのか、それが甘酸っぱいリンゴの上からふわっと、粉雪が積もっているようなお菓子だった。

そこだけ、ホワイトクリスマスのようで、いつまでも見ていたいと思わせるようなお菓子に、わたしは夢中になった。


紅玉というリンゴが、ありましたよね。
昔は、果物屋さんの店先には必ずあったのに、最近はあまり見かけなくなりました。


ちょっと小ぶりのまん丸い形が愛らしい。
果物屋さんの前を通る時、買う気もないのに、リンゴ好きのわたしは、紅玉があると、ついふらふらと中に入ってしまう。

ようこちゃんの家で味わったパイが、紅玉リンゴで作ったものだった。


紅玉リンゴは、その名が示すように暗紅色で、他の果物の中にあって、目立っていたように思ったものだった。
おばさんのケーキは、じっと目を凝らすと、パイの中から真っ白で小さな雪の妖精がでてきそうな、そんなお菓子に見えた。

お暇するときに、
「ちょっと待ってね~」と言うと、台所から紙袋に入れた紅玉リンゴを、お土産に持たせてくれ。

下宿に着いた私は、そのままの紅玉をガブリと口いっぱいに頬張る。
じわっと甘酸っぱさが広がり、お日さまの温かみをいっぱい浴びている、紅玉リンゴの姿が見えたような気がした。



あれから何十年過ぎたのだろう。
今もわたしは、スーパーの果物売り場でさえ、前を通ると、あの懐かしい紅玉リンゴがないかと、目を凝らす。

紅玉リンゴが手に入ったら、ようこちゃんのおばさんが作ったようなお菓子を作りたい。
あの、妖精のでてきそうな、紅玉リンゴのアップルパイを作って見たいなと思うのだ。

専業主婦になり、お菓子づくりが趣味のようになった今のわたしなら出来そうなきがする、おばさんのように。
そして、高校生のわたしが夢中になったように、娘にも食べさせてやりたい。








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