節分の丸かぶり寿司と、巻き寿司に思うこと

  30, 2018 07:00
ちょっと季節はずれの話題ですが。
先週の土曜日に、夫が突然、丹波の竹山に行きたいと言い出しました。

ついでに、巻き寿司のお弁当もあったらいいなと、いうのです。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 丁寧な暮らしへ
にほんブログ村

いつの頃から言われだしたのか分からない風習に、節分の丸かぶり寿司がある。

鰯を食べたり、かぼちゃを食べる全国区に対して、
恵方に向かい黙って巻き寿司を丸かぶりするのは、関西の風習らしい。

関西と言っても、わたしが子どものころは、実家の母が節分に巻きずしを巻いていた記憶はない。
ましてや、丸かぶりした記憶もない。


母が巻き寿司を作るのは、運動会の重箱に詰めるときや、お花見、お雛様の日ではなかったかと、記憶している。


ただし、節分の行事は、大晦日と同じくらい重要視されていたことは、想い出のなかにある。
ふだんは開けない、表門の横木に、(柊ではない)鰯を頭から刺し、鬼を祓う。
鰯を刺すのは、父の役目だった。

そして、家に入り、家中の戸を閉めて、鰯の焼いたのとかぼちゃのお味噌汁を家族で食べた。
節分は、季節を別けるという意味で、春に向かう大切な行事だったように思う。

母が巻き寿司を作るのは、運動会のお弁当のお重に詰める、あるいは秋祭り、
またはお花見、雛の祭りくらいで、節分に作ったことはなかった。


それから数十年。
節分になると、亡き母がしていたことと、まったく同じことをわたしもしている。

鬼門に植えている柊に、夫が鰯を刺すのだ。

娘が幼いころは、それを見て泣いたこともあった。


ところが、わが家の節分に新しい行事が入って来た。

3年前の節分の数日前に、

「節分の日には、恵方に向かい、巻き寿司を丸かじりする」と、夫が言いだした。

わたしは困った。
数ある料理のなかでも、この巻き寿司を巻くのが一番の苦手。
具をきれいに並べても真ん中に配置できない、巻いたあとに、海苔がパラっとはがれてしまう。


以来、節分には、近所のお寿司屋さんで丸かぶりの巻き寿司を、家族の本数を握ってもらう。
鯛のでんぷの薄桃色が、見事に中央にくる、シンメトリーを描く模様の美しい巻き寿司だ。
さすが、すし職人さんの巻くものだと感心してしまう。




正直に言わないわたしがもちろん悪い。
けれど、夫は節分に丸かぶりする、あの美しい巻き寿司を、妻が作ったと思っているのだ。


久しぶりの遠出にうれしそうな夫に、今さら巻き寿司を作られない、と言うのは、癪だけど。
けっきょく、数年をへて、先週の土曜日に、節分の巻き寿司はお寿司屋さんで作ってもらっていると打ち明けた。

丹波にもっていくお弁当は、真っ白のご飯を、お塩で握ったもの。
負け惜しみではなく、これが、山登りのお弁当には一番!だと、わたしは思う。

それに、朝からいきなり巻き寿司なんて、用意もないし、そうそうできるものではないでしょう。







------------------------------------------------------------------

いつも、ご訪問をありがとうございます!
ブログランキングに参加しています。

下の画像が↓ランキングバナーになります。
ポチっとしていただけたらうれしいです。


にほんブログ村

よろしくお願い致します。

------------------------------------------------------------------
当ブログは、コメント欄は閉じております。
恐れ入りますが、コメントは拍手コメントでお願い致します。

スポンサーサイト