ウツウツとしてるやなんて、生きる損でっせ!

  15, 2018 07:00
明治うまれの、わたしの祖母は、一言でいうなら、強きを挫き弱きを助く、を地で行くような人だった。
大阪船場の、【 あらもんや 】で生まれ、根深い因習の地、大阪は泉州地方に嫁いできた。

わたしが、東京で学校に行こうと思ったのも、
その古い習慣に身動きできないほど縛られることに、抵抗をしたかったからだと思う。



先日からのウツウツを引き摺ったまま、週も終わろうとしている。
この間、祖母がよく夢にでてきた。
これまで祖母の夢は、ほとんど見たことはなかったのに。

夢の中の祖母は言う。

「おばあちゃんもな、子どものときは、お父はんが泣かはるほど、
やんちゃで、てんごばっかりしてたんやで。

人間はてんごして、やんちゃせな、あきまへん。
てんごばっかりしててもな、やんちゃでしやぁない言われてもな、

やんちゃしたぶんだけ、人の気持ちがわかるんや。」


そうだった。

お寺の樟脳作りの日に、楠木のてっぺんに上がり、降りられなくなったわたしに、祖母は下から叫んだ。
お寺に居合わせた大人の誰もが、この悪戯っ子は手に負えない、というときも、
祖母はいつもいつも、わたしの理解者でいてくれた。

「ゆうちゃん、そやけどな。
やんちゃはええけど、女の子は、どよんとしたらあかんで。
せっかくのべっぴんさんが、消えますで。
どんなときも笑ろうてるんは、むつかしいけど。

笑うてたら、神さんが守ってくれはるからな。

はよ、外においでなはい。
そとにでて、おいしい空気を吸うたら、どよんとしているのなんか、
飛んでいってしまいますがな。」

そんな夢だった。
夢のなかでも、祖母は、あのころと同じ、わたしの善き理解者だった。

死ぬわけやあるまいに、ウツウツとしているなんて、生きる損でっせ!
祖母からのメッセージなんだとしっかり、受け止めた。






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