大型ショッピングセンターも、スーパーもなかったころ

  11, 2018 07:00
『 ろばのおじさんチンカラリン♪チンカラリンとやってくる~ 』、この歌が聞こえてくると、
子どもたちは往来に小走りにでていく。
そして、パン屋さんが来るのを、いまかいまかと、待ち構える。

これは、「ロバのパン」というパン屋さんがもうすぐ来るという合図の曲だった。

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小さなころ、家の前の通りを、後ろがショーケースになっている車に、色とりどりの蒸しパン積んで売りに来ていた。
昔は実際にロバがパンをどっさり乗せた荷車を引っ張って売りに来ていたらしい。


白と緑色の縞模様のテントのような屋根の、ロバのパン屋さんの車が来ると、嬉しくてわくわくした記憶がある。

一度だけロバのパン屋さんの菓子パンを、母に買ってもらった。
姉は確か、桃色のパンで、私と妹は緑色のだった。
ヨモギのような色の蒸しパンのなかに、小さな小豆が何粒か入っていて、それはそれは美味しいパンだった。



また、冬場ともなれば、ヤキイモ屋さんが笛を甲高く鳴らしながら、小さな車で焼き芋を売りに来ていた。
雨の降った次の日には、黒い着物を着たおじさんが、「かーさ、なおし~しゅうぜん」と歌うように通りを歩いていた。


人々の社会における役割もいろいろあった。

鍋を修理して使う、そこに人の技術と知恵が発揮できる。
ロバに車を曳かせパンを売る。

子どもたちのおやつの殆どは、お店のではなく、母が作るおやつだった。
わたしは、ロバのパン屋さんの登場で、買うお菓子を初めて知った。


むかしの町には、いろんな物を売る声が溢れていたように思う。
こうしてあの頃を思い出しブログに書いてみると、心がほっこりと元気になってくるのです。






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