【 昔取った杵柄 】、ちょっとうれしかったこと

  02, 2018 07:00
ずっと乗ることがなかった自転車。
ひょんなことから自転車に乗らなければならなくなりました。

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物置で錆びたまま、乗っていないうえに、左膝を手術しているから、不安でなかなか、ハンドルを握れない。
しまいには、手に、なにやら得体の知れない汗までかくありさま。


そうしながら、初めて自転車に乗ったことを思い出す。


そのむかし、わたしのふるさとには、草競馬場があった。
広大な敷地跡は、今では公園になっている。

小学生だったわたしは、いつも馬と友だちになりたいと夢見ていた。
それには、馬場まで行かなければならない。
馬場に通うために、わたしは姉に自転車の乗り方を教えてと頼んだのだ。


何日かの練習は、塀にぶつかり、人様と衝突し、怪我だらけの毎日だった。
それでも、姉の指導の甲斐あり、なんとか自転車に乗ることができたのだった。

念願のマイ自転車も手にし、馬場に通う日々は、ほんとうに楽しかった。
馬に顔を覚えてもらい、ついには体に触れることができた。



小中はそれなりに自転車を乗り回していたけれど、
高校生のころの一時期を境に、40年近く自転車には乗っていない。


それが、町会の活動のために自転車に乗らなければならなくなった。


久しぶりに自転車の横に立ち、ハンドルを握った。

サドルに引っかからずに足が上がるだろうか。
まっすぐに走ることができるだろうか。
急ブレーキをかけて、咄嗟に足を着いて止まることはできるのか。

自信のなさと、不安で挫けそうになる。
町会の皆さんが見ている。
わたしをじっと待ってくれているのが、もうしわけない。


遠い日の、姉の指導を思い出しながら。

お腹にグッと力をいれ、足をペダルに乗せた。
勇気を出してグイッと体重をかける。
その反動を利用して、一気に足をサドルの前にあげる。

乗れた!
乗れた!
わあーい!と、大声で叫びたくなる。

aoihana.jpg


何度も転び、塀にぶつかって、やっと乗れたときの、あの気持ちが勇気をくれた。
背中を押してくれた。

自転車に乗り、髪をなびかせ風を切りながら走る。
カーブも上手に曲がれる。
しばらく走っていると、子どものころの、勘を取り戻した。

昔取った杵柄とは、まさにこんなことを言うのではないだろうか。
先を走る町会の婦人会の皆さんに遅れることなく、ついていく。

さっ、子ども110番のパトロールにでかけよう。







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