私にしては、奇抜な格好で参加した同窓会

  17, 2017 07:00
地方の田舎町に、ある日、東京から転校生がやってきた。
そのころ、私のふるさとでは、外国人や大都会東京の人を見たことの無い人が、まだまだ多くいたと思う。

転校生は、安田めぐみちゃんと言うらしい、噂はまたたくまに町中を駆け巡る。
大人も子供も寄れば、その話で持ちきりだった。


ついに、めぐみちゃんがやって来た。
そして、あろうことか、私のクラス5年2組に転入になったのだ。



めぐみちゃんは、昼寝をしているようなのんびりと気だるげな町に、目新しいニュースを持ちこんだ。
特に、制服の無い小学校に、お洒落を持ちこんだのが、もっとも町の人が驚いたことだろう。

毎日、めぐみちゃんの登校服が、クラス中、全校中のニュースになっていく。



それでも、東京の子がすべて、めぐみちゃんのようだったとは思えない。
めぐみちゃんは、言うなら、マイスタイルを確立できていた子どもだったのだろう。
お母さんが、かも知れないけれど。

今回の同窓会では、ひょっとすると、めぐみちゃんも参加するかな、と期待めいたものがあった。



同窓会には、めぐみちゃんのように、私も少しお洒落コーディを見習って、色を着て行った。
若いころから、ずっと私は色を身に付けてこなかった。

いつも、洗いざらしのジーンズに黒や生成り、またはグレーなどのシャツブラウス、そしてジャケットを羽織る程度。
華やかな服装に身を包めない、自分を押しとどめた理由は、晴れの場に出ていくことへの引け目があって、それを隠すために、黒やグレーを着ていたように思う。

黒色なら、何とか正式っぽいかと、誤魔化してきたのだ。



でも、今は頑固で堅い自分を変えたい。
同窓会がそのきっかけになるかも、と思っていた。

ファッションに、色を思いっきり愉しんでみたい。
着画を撮りながら、コーディネイトをあれこれと迷い、選び、してみたい。

そうして私は、普段の素の私を知らない元の同級生に会うために、
生成りに鮮やかなオレンジ色の小さな花を散らした、麻のシャツを着た。

その写真は、とても掲載できませんが。(^-^;

インには淡いベージュのVネックのブラウスを合わせ、アンクル丈のテーパードスタイルのパンツを穿いてみた。
ピンヒールのブラックスエードの低めヒールのパンプスに、バッグはオレンジ色。


そんな派手で、華やかなスタイルで行こうと思わせてくれたのは、遠いはるか昔の、東京っ子めぐみちゃんだった。

めぐみちゃんは、残念ながら音信不通になっているらしい。

同窓会に、もし東京っ子めぐみちゃんがやってきたら、モリタカコちゃんとめぐみちゃん。
大きな薔薇と白百合のような二人を、私は絵画を観るように、できたのに。




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