家族が苦手なお味噌を、どうしたら食べられるか

  11, 2018 07:00
うちの家族は、もちろん私も含め、お味噌が苦手で困っている。
和食の朝食だから、一応お味噌汁は作るけれども、夫も娘も必ず残している。
けっきょく夕食のときに、もったいないから朝のお味噌汁をまた出すというふうなのだ。


私は、何十年とずっと、朝食にご飯を食べたことはない。
いつもお決りの、コーヒーとパン、そして卵とサラダの洋食を朝はとる。
どうもお味噌汁は口に合わなくて、という理由で飲まない。


その私も、遅ればせながら主婦として、食は家族の健康を与る大切な仕事と自認するようになってきた。

少し遅いかもしれませんが。
体は、食によって造られる、そう実感する年代になってきたということだろう。


食で大切なことは、自分の生まれ育った地 ( 国の ) で採れた旬のモノを、素朴な調理で食べることだという。

素朴といえば、お味噌は発酵食品の代表でもある。
お味噌汁がだめなら、味噌を調味料として使えないか、いろいろ試している。

私の朝食には、味噌ドレッシングをサラダにかけて、夫と娘にはキンピラ牛蒡を味噌あえにしたり。
茄子の油炒め煮には、田楽のように甘くない、白みそと味醂でアクセントにしたり。

そうすると、けっこう苦手な味噌も、食べることができると、わかってきた。

misoae.jpg
ブロッコリーの茎だけのごま味噌あえ

miso1.jpg
キンピラ牛蒡、赤味噌和え



そのむかし、祖母の雑煮は昆布とかつお節でとる一番出汁に甘い白味噌、そこに生の丸もちを入れただけのごく、質素なモノだった。

大阪商人の出の祖母がつたえた、質素なお雑煮が実家のお正月元旦のご馳走だった。



父は、暮れにもち米を水に浸す段取りを見ると、もう元旦の楽しみを待つくらい、
白味噌つゆの雑煮が好きだった。

同じ親子であっても、私はどうしてもこの元旦の白味噌の雑煮が好きになれなかった。
だから、自分が雑煮を作る今も、決して白味噌のおつゆにはしない。


二日目は、同じ出汁を使うけど、薄口醤油、味醂でやや濃いめの澄まし仕立てにする。
そこに大根、人参、焼いたブリ、鶏肉や椎茸を甘辛く煮つけた具材と一緒にいただく雑煮。

これは母の里の鹿児島の雑煮だったと思う。

朱塗りの雑煮椀に、焼いたブリとかまぼこを盛り付ける、大きなお鍋でおつゆと具が一緒に煮られた具材を注ぐ。
仕上げには、鮮やかな緑色に茹でた三つ葉を結び、焼いたお餅の上にそっと飾る。

その雑煮を今年からやめてみた。

祖母の雑煮、大阪あきんどの質素を旨とする、白みそ、丸餅はまだ食べられないけれど。
母の鹿児島の雑煮に、お味噌を入れた、祖母・母合作の雑煮を今年のお正月には出すようにした。


すると、これが家族には好評で、すっかり自信がつきうれしい年の初めとなったのだ。
お味噌って、奥が深い調味料だなと思っている。






------------------------------------------------------------------
いつも、ご訪問,ランキングバナーのクリックをありがとうございます。

クリックバナーはこちら↓になります。


にほんブログ村

------------------------------------------------------------------
当ブログは、コメント欄は閉じております。
コメントを下さる場合は、下の拍手ボタンをクリックしてくださると、
拍手コメント欄が開きます。
恐れ入りますが、コメントは拍手コメントでお願い致します。



スポンサーサイト