しなやかに、逞しく、そして美しく生きる

  07, 2018 07:00
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画像はアマゾンからお借りしました



放送しているときから欠かさず観ていた海外ドラマ、、『情熱のシーラ』 のDVDがでてきた。
昨年、最終話を迎えたので、ドラマはもう放送されていない。

けれど、まだ私の心には、ヒロインのシーラの面影が残っていて、ふとしたときに彼女の顔が、目の前に浮かぶことがある。

懐かしくなってきて、もう一度、じっくりと新たな心で見ることにした。

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スペインでベストセラーになった、同名の小説を原作とするドラマだ。

物語は、第二次世界大戦下のスペインが舞台。第二次世界大戦化の渦が巻く時代に翻弄されながらも、逞しく生きた女性の物語。

シーラ・キローガはスペインの小さな町でお針子として、生計をたてていた。
母に仕込まれたお針子の腕を活かし、フィアンセとの将来に夢を描く、ごく平凡な女性だった。

ここまでのストーリーなら、私は、『情熱のシーラ』を見続けることはなかっただろうと思う。
仕事、フィアンセ、結婚、それなら私にだって出来る可能性もあり、現にしてきた。


ある日、シーラの前に、危険な香りを漂わせる一人の男、ラミーロが現れる。
漆黒の髪に、憂いを讃えた瞳、ひと目でシーラは恋におちてしまう。
ついには、フィアンセを裏切り、ラミーロと恋の逃避行をするシーラ。
舞台はモロッコへと移っていく。


実をいうと、若いころの私なら、このシーラを好きにはなれなかっただろうと思う。

恋に身を焦し母も婚約者も裏切る、そんな女性にはむしろ、近づかないようにしたかもしれない。


逃避行の果ては、もろいもの。

モロッコで、不誠実なラミーロに捨てられたシーラは、人生の転換を迎える。
そんな男を好きになったのはシーラ、誰を責めることもできない。

ここからが、このドラマのクライマックスになっていく。

シーラは、お針子の仕事をしながら、ドイツ高官、ナチ親衛隊の妻などに取り入り、祖国スペインのために諜報員としての活動に身を染めていく。


運命に流されているだけにみえたシーラが、自ら運命を切り開く、強く逞しく利口な女へと変貌を遂げていくのだ。


真っ赤なルージュを色濃く引き、漆黒の怪しげな光を放つ瞳。
クレオパトラのような黒々としたアイラインを瞼の下に差し、グレーのシャドウーを塗り重ねる。
それは、シーラを妖艶でいて、したたかな女に見せる効果を与える。

ところが、シーラは、コケティッシュをカムフラージュにし、取り入ったナチ親衛隊に身を投げるぎりぎりのところで、かわす。

そして、身を落す自分を責め、涙するのだ。
「これも祖国のため、愛する母のため」と言い聞かせながら、孤独な諜報員として尽くす。

人間とは、なんと悲しい生き物だろうか。
けれど、なんと雄々しくもあるものだろう。

一年ぶりに見たこのドラマに、日々の暮らしでは味わえない、
切なさを感じさせてもらった。




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