沖縄のおばあの味、【 にんじんしりしりー 】 を作ってみたけれど

  26, 2018 07:00
無農薬栽培のにんじんを、たくさんいただきました。
さて、これをどうしましょう。
にんじんを前に、しばらく考え込んでしまいました。


そして、ハッと思いだしたのです。

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ずいぶん前になりますが、九歳の娘と二人で沖縄に行ったことがあります。
どういうわけか、私も娘も沖縄に憧れをもっていて、私の場合それが強くて、郷愁にちかいものを感じていました。
先祖には沖縄出身の人もいない、けれどどこかで血脈が繋がっているのかもしれない。

それほど強い郷愁を抱いていました。


ほどなくして、仕事の都合がつき、ようやく沖縄に行くことになったのです。



そのころは、今のようにインターネットも普及していないので、ネットで簡単に検索することもできません。
伝手を頼って、沖縄の海辺の村、喜屋武(きゃん)の、民宿を予約することができたのです。


民宿は、おばあさん、おかあさん、娘さんの三人で切り盛りしていたようです。
静かな部屋で耳を澄ましていると、波の音が聞こえそうなくらいで、ここに泊めていただくことにしてよかったと思いました。


ところで、しりしりーというのは、沖縄の方言で千切り炒めのことです。
始めは私にはなんのことやら、まったくチンプンカンプンでしたけど。
それもそのはず、沖縄でも若い人の間ではあまり使われないか、知らない人も多いと、おばあが言っていました。

そうそう、おばあさん自らが、
「 こんなばあさん、おばあ、でいいさー 」と初めにお目にかかったときに云われました。


民宿に着いた初日の夕食に、このしりしりーが食卓に出されました。
他にもお魚の味噌汁、みみんがー、定番のゴーヤ炒め、そして観たこともない艶やかな色のお魚の刺身。
その食卓は、とてもカラフルで、娘も私も目をまん丸にして見たのです。

しりしりーの定番といえば、『 人参、パパイヤ 』このふたつの食材ではないでしょうか。


懐かしい沖縄の郷土料理、しりしりー、を作ってみました。
にんじんはたっぷりありますが、大阪ではパパイヤは手に入りません。

ですから、にんじんのみの、しりしりーですね。


まずはにんじんを千切りにします。
私は、おばあが使っていたような道具で、人参を千切りにしましたが、もちろん包丁でどうぞ。

sirisri2.jpg

材料は【 にんじん、卵、塩こしょう、油 】以上です。

千切りにしたにんじんの水けをきって、フライパンの油が温まってきたら炒めます。
しんなりとしてきたら、卵を鍋肌に回し入れ、塩こしょうで適当に味付けします。

sirisiri35.jpg

それをお皿に盛りつけて、おしまい。
夕食の箸休めに、また朝食のサラダがわりにいかがでしょう。

ninjin_1.jpg

憧れの沖縄は、あいにく私が体調を崩してしまい、愉しみにしていたエイサーというお祭りも参加できなかったのですが、
三日間の滞在の間、読谷村では昔沖縄を体験することができました。

首里城の周囲にある武家屋敷のSさん宅、造り酒屋のHさん宅、それぞれ素敵な沖縄のご家庭を訪問させていただきました。

飛行機恐怖症が治まれば、また訪れたい沖縄です。

郷土料理というものは、そこで食べて初めて、美味しい!!と思えるのかもしれませんね。
沖縄は、農業に適した土壌とは言えません。

台風の風も本土よりは強く、雨が多いけれど、溜池もないせいか水不足で困っていました。
そんな土地だから、栽培しやすいにんじんやパパイヤを農作物としたのでしょう。

まるまると太った巨大な沖縄のにんじんを、今も懐かしく思いだします。
そして、その風土から生まれた、あのシンプルなにんじんしりしりーとおばあを。





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