灯台下暗しとはこのことだったのでしょうね

  28, 2018 07:35
カルシウムを摂るために、最近は煮干し料理に凝っている。
ブログを訪問してくださる方々にコメントでいろんなアイディアもいただきました。

私のふるさと大阪泉州地方では、昔から名産の水茄子とジャコを炊いた料理がある。

その名も、【 ジャコごうこ 】

zyako.jpg


ジャコは、浜で網にかかった魚と一緒にあがってくる小さな魚、雑魚と書いて【 ジャコ 】という。
【 ごうこ 】、とは、泉州弁ではお漬物のことを、【 おこうこ 】と言い、それが訛ってごうこ、になった。

夏のジャコ、海老ジャコという赤い鮮やかな小エビを、古漬けの水茄子と一緒に炊く。
それは、海老の香ばしさと古漬けの少し酸っぱい味が相まって、食欲をそそる。

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祖父は晩年、夏場には体調を崩しがちだったけれど、この海老ジャコと水茄子の炊いたのは、よく食べていた。
亡くなってしまう前の夏には、珍しいことにお粥をお代わりして、みんなを驚かせていた。
祖父の体には、小さなころから食べ続けてきた、最期まで命をつなぎ滋養となる食べ物が、ジャコごうこだったのだろう。



子どものころの夏は、明けても暮れても、水茄子が食卓に上る。
炊いたのを始め、天ぷらにも母は利用していたけれど、名前のとおり水茄子は水分をたくさん含んでいるから、揚物には適さない。



手軽にカルシウムを摂るために、インターネットで煮干しレシピを検索していて、こんなふうに、ふるさとの味を思いだした。
小さなころの朝食は、水茄子の古漬けとジャコを炊いたのと、茶粥と決まっていた。

茶粥はボリュームがないから、学校に行くまでにはもうお腹が空いてしまう。
朝からの茶粥は、子どもには不評だったのだ。


文句をいう私たちに、祖父母は、

「人間はな、その土地でとれたものを、しっかり残さんといただく、それが身体を作ってくれるんや」
と言い聞かせるのだった。

今思うと、茶粥にも海老ジャコにも古漬けにも、現代の人々に不足しがちだと言われる、
カルシウムや発酵食品などを日々の食事から、合理的に摂っていたのだと分かる。


うちが貧しいからだと思っていた茶粥も、水溶性食物繊維たっぷりの、素晴らしい健康食。
カルシウムから思わず知り得た、今の私の身体を作ってくれた、その源はふるさとのおばんざいだったのだ。

灯台下暗しとは、まさにこのことだったかもしれない。





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