Archive: 2018年08月  1/7

父と飲んだ初めてのお酒は、ちょっぴり涙の味がした

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東京で学生生活を送っていたわたしは、21歳になったばかりだった。父が所用を兼ねて久しぶりに上京する報せをうけ、東京駅まで父を出迎えた。愛用の山高帽を被り、ダークスーツを着た父が改札口から出て来た。ビシッと決めた出で立ちにもかかわらず、大都会で久しぶりに逢う父は、なんとなく小さく見えた。いつも押してくださって、ありがとうございます!東京駅近くの、父の知り合いの方が経営しているお寿司屋さんで、食事をする...

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12月で定年の夫【 定年で辞めるか迷っている 】 複雑な想いのわたし

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今、わたしたち夫婦の間では、今年の12月の定年で退職するか。会社の要望どおり、あと2、3年は働くのか、どうかで意見が合わず、揉めている。いつも押してくださって、ありがとうございます!夫は海外勤務が長かった。短いスパンであっても、海外に赴任することが多かった。ところが、職場の異動で、数年前から、国内勤務一極になった。国内勤務は、夫にこれまで以上の激務をもたらした。朝6時に家を出て職場に向かい、夜10時ごろ...

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ひとつの、勘違い失恋話があって、わたしは夫と出会った

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若いころ、同じ会社に勤めていた人と 『付き合っていた』 ことがある。わたしが25歳のころで、相手は32歳だった。身長182センチの大きな人で、TOKIOの山口君に似た、彫の深い顔立ちは、業界の女性陣の間ではよく知られていた。その人とは、仕事の流れのまま、何度か食事をする仲だった。いつも押してくださって、ありがとうございます!ある日、居酒屋で待ち合わせをして、もう何度目かの、一緒にお酒を呑んだ。(でも、これってや...

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生まれて初めての高級料亭で食事、【 夫に感謝の三年目の結婚記念日 】

これまでの兼業主婦と違って、専業になって間もなく、わたしは自分の料理の味が濃いことに気が付いた。薄味の家庭で育ったはずなのに、実家の味などちっとも受け継いでなく、自分流になったしまっていたのだろう。いつも押してくださって、ありがとうございます!塩を多用しているわけではない。お醤油だってお味噌だって、塩分控えめを使っているのに、濃くなる理由が分からない。一定しない味付けをごまかすためしたことは、テー...

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「 おじいちゃんが死んだらお墓に参ってや 」 そう言うと、祖父は穏やかな顔になった

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近頃は、自分の葬儀を生前に計画して、事の子細を遺言に残す人も多いという。葬儀は家族だけで送って、遺骨は海に流して、好きな樹木の根元にまいてほしい、など。従来の葬式に、はて、と思う人が増えてきたのだろうか。いつも押してくださって、ありがとうございます!わたしも60年近く生きてきて、義父、両親、妹を送り、親類縁者、知人などいろいろな葬儀に参列してきた。ただ、そのいずれもが、従来の日本の葬儀だった。お坊さ...

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