category: ・心に刻むできごと  1/3

ブローニュの森の三ツ星レストランと、ふるさとのお蕎麦屋さん

小さなころからそこに在って当たり前、町の風景の一部のように馴染んでいたお蕎麦屋さんが、店を閉めた。実家に用事があって出かけたついでに寄って、知ったのだった。創業1905年。一世紀もの間ずっと変わらずあったお蕎麦屋さんは、子どものころから年越し蕎麦を頼むお店だった。町なかのお店だというのに、古民家の風情を漂わせ、老舗に相応しい佇まいは、町の観光にも一役買っていた。ご多聞にもれず、わがふるさとも年々、右肩...

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どうしても、【 セカンドオピニオンを言い出しにくい 】

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首の精密検査は無事に終わりました。コメントなどでは、いろいろとありがとうございました.。私は、ずいぶんと若いころから、整形外科の医師に、「あんた、肩が凝るでしょう!こんな首をしてたんじゃね」 と、忠告を受けていました。当時は、ストレートネックという言葉は使わなかったと思います。ストレートネックの症状は、頭痛・首の痛み・肩こりに悩む人が多く、病院でレントゲンやMRIを撮ると正常よりも首がまっすぐですね。...

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それって、【 どんぐりの背比べ 】 って言うのと違うやろうか

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大阪出身の女流作家、田辺聖子さんは、『 大阪弁で恋愛を書きたい 』とエッセイなどによく書かれている。そこには、ごく普通の、市井の人々を小説に登場させて主人公にしたいと仰る。ご自分の書くものは、純文学ではもちろんないし、大衆文学のそれとも違う、ような気がするとも言われる。大阪と一括りに言っても、私の出身は泉州地方になる。レストランに行くと云えば、それは駅前商店街の食堂であり、チキンライスがご馳走という...

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【 折り目正しい少年 】 に感動した雨の朝

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昨日、買い物を済ませ、スーパーを出ようとした瞬間、秋らしくもないゲリラ豪雨のような雨に遭った。「 わあー!どうしよう! 」 出掛けるときは、長月の晴れ間だったから、洗濯ものを外に干したまま外出してしまった。久しぶりに洗濯物が乾くかなと、外に出したばっかりだったのにと、気が焦るばかり。被害を少しでも軽くしようと、私は車を飛ばし、さらに近道をするために左に折れた。そこは目の前に横断歩道がある。今しも、大雨...

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自分の命をかけて、私を産んでくれた母

若く、まだ幼いといってもいい母は、大阪府下の紡績工場で女工さんとして働いていた。織機の前に立ち、来る日も来る日も綿糸を紡ぐ仕事。大正5年に操業を開始したその紡績工場は、以来100年余を経て、今も現役の建物として在る。そこだけ時代に取り残されたような一角で、煉瓦造りの工場は歴史を見続けてきたのだろうか。紡績工場の勤務が縁で父に嫁いだ母は、第一子を出産後、五年もの年月、子どもに恵まれなかった。その待望の...

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