category: ・家族とつれづれに  1/5

インフルエンザに罹って四日目、夫が気弱になってきた

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インフルエンザに罹ってすぐに、出勤しようとした夫が、今週いっぱい休もうかなと言う。先ほど、夫がトイレに行く足音が聞こえた。何気なく廊下から覗いてみると、夫の足元が覚束ない。以前、父が入院していた老人病棟で懇意にしていたMさんという98歳のおじいさんのような足元だった。私は冷蔵庫にストックする常備菜を、あと少し、もうちょっとだけと作っていた。冷めた総菜をタッパーに詰めながら、気づいたら涙がでていた。そ...

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男の仕事、その引き際

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今は65歳定年制が通常だけど、その昔は55歳定年という時代もあったと記憶している。定年は年齢ではないというけれど、社会人としての引き際に、年齢は関係あると私は思う。能力が劣ってきた、周囲に疎まれている。そんなことを、ほんの少しでも感じたときが、やはり辞め時なんだろうと思う。64歳になった夫が、お粥を持っていた私に、何気なく定年の時期を口にした。生まれて初めてのインフルエンザを経験し、夫は年齢による衰えを...

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ここだけは褒めたい、夫の性格と食べっぷり

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昨夜のこと、私の夕飯を見た夫が、「 えっそれだけ?小鳥の餌みたいやね! 」と驚いたように言う。実は、昨年秋の初めになった、大腸憩室炎の影響かどうか、少し食べ過ぎるとS字結腸のあたりが痛む。だから夕飯は、できるだけ少なくしている。それでも、もっと少なくした方がいいのではないかと思っているのに、夫からは少な過ぎると見えるのだろう。夫は結婚来、身長は少し縮んだけれど、体重、お腹周りもほとんど変化なし。どち...

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子どもの結婚を願う、親の気持ち

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一人娘が、お年頃も後半に差し掛かった。今年春には、娘の友人のうち一人がついに結婚式を挙げることになった。あとは、どういうわけかみんな、シングルを守っている。親としては、あまり守ってほしくはないだろうが、ご縁がないのかもしれない。いいや、ご縁がないというより、その気がない、のが正解かもしれない。私が若いころとは、世の中の結婚への考えもずいぶんと変わってきた。出遅れとか、行き遅れ、オールドミスなんて言...

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父と娘、同じ日の誕生日に想うこと

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今日1月29日は、夫と娘の誕生日、一年があまりに早く過ぎてびっくりする。週の始まりは一緒に出勤する父と娘は出遅れてしまい、コートを着るのにてんやわんやしている。その娘の背中が、今朝は疲れているようで、見送る私は心配のため息を吐いてしまう。心配の心で娘の背中を見ていると、小さなころのランドセルを背負った姿に重なってくる。長い入院生活を卒業し、八歳になった娘が、晴れて小学校に通えるようになったとき、顔を...

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