category: ・五年二組物語  1/1

ひとりぼっちの、小学校卒業式

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子どものころのわたしには、おかしな癖があった。お葬式とか、卒業式、入学式という厳かな場面で、突然、笑いだしてしまうという、困った癖だった。小学校の卒業式。自分が主役の、人生初式典だというのに、その日をわたしはひとりぼっちで迎えなければならなかった。父は自分の職場の卒業式があり、祖父は入院中、祖母はもう亡き人。そして母にもまた、のっぴきならない理由が起きていた。父はあたりまえだけど、自分の職場を優先...

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華やか小学生は、艶やかな熟女になっていた

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私が小学校のころのこと、東京から、めぐみちゃんという子が転校してきた。東京から引っ越してくるということで、隣近所のおばさんたちは、未だ見ぬ、めぐみちゃんのお母さんに戦々恐々としていた。泉州は、どういうわけか、東京コンプレックスが余所の大阪より強い傾向にある。東京から引っ越してくるというだけで、お金持ち、頭がいい、あるいはファッショナブルな人、と思われがちなのだ。東京というだけで、なにか反発心もあり...

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【 事実は小説よりも奇なり 】、本当にそうだった結末

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男性を花に喩えるのはおかしいけれど。真夏に咲く芙蓉の花のように、満面の笑顔で入って来たユカワ君。一瞬、私には艶やかな花に見えた。遅れたことを詫びながら、頭を掻きかき大広間の、私の席の真ん前にやってきた。にほんブログ村目ざとく私を見つけると、「 ○○○さん、久しぶりやね! 」 と小さなころからは想像もつかない、はきはきと闊達に話す。知らなかったユカワ君の大人の声は、あの高い声の少年から深みのあるバリト...

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頭の真っ白な子も、はにかみやの友も、みな五年生に戻った日

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団塊世代の方々に劣らず、学校は多くの子どもで賑わっていて、今回、125名の合同同窓会の参加者は、実は五年生だけの元生徒たちでした。五年生は、一組から六組までありました。一クラスに、大よそ45名くらいの生徒でしたから、五年生全体では280人もいたのですね。大阪と言っても、私の出身は泉州地方になる。レストランに行くと云えば、それは駅前商店街の食堂であり、チキンライスがご馳走という田舎もん。私の育った時代背景は...

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小中学校の合同同窓会で、ふるさとへ行って参ります

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今日は、小中学校の合同同窓会に行ってきます。昨夜はまったく眠ることはできませんでした。寝不足だと、てきめん顔にでる年齢なのにな、と悔やみますが。少しでもきれいに見えるように、メイクをしようと思います。(;^_^ このブログを書いている時間(午前6時半です)もう、心臓がパクパクドキドキしています。そして、心には甘酸っぱいような胸がキュンとなるような感情が押し寄せてきます。それは、懐かしいなぁ、そんな気持ち...

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